うどん県からこんにちは♪
京都旅の続きです。ずいぶんと空いてしまいましたが、今回は銀閣寺について書いて行きます!
銀閣寺は禅寺で、正式名称を東山慈照寺と言い、室町幕府八代将軍・足利義政によって建てられました。
金閣寺、銀閣寺と比較される事が多いと思いますが、実は銀閣寺のモデルは金閣寺なんです。金閣寺を建てたのは足利義政のおじいちゃん、足利義満で、それを孫の義政が真似て銀閣寺を建てたんだそう。
でも、金閣寺には金箔が貼ってるけど、銀閣寺には銀箔が貼られていたわけでは無く、銀閣寺の楼閣建物を「銀閣」と呼ぶことから、銀閣寺と呼ばれるようになったそうですよ。この通称名称「銀閣寺」は、かなり古くから呼ばれていたみたいです。
建物も素敵なんですが、私は銀閣寺の日本庭園が大好き!
苔がむして、青々としてて、美しく造られた日本庭園。なかでもやっぱり、砂を盛った「向月台」や波をかたどった「銀紗灘」の風景は銀閣寺ならではの美しさです。
足利義政は、政はイマイチでしたが、美的センスには、どうやら長けていたみたいですね。
では、美しい銀閣寺へ!
駐車場から門まで

車で京都は駐車場に困るかな?と思っていたのですが、意外と小さいコインパーキングが沢山あり、駐車場に困ることはありませんでしたよ!まあ、平日だったので、駐車できたのかも!

参道には沢山のお店が並んでいて、お土産も、食べ歩きにも、ランチにも困りません。

桜が散るシーズンでした。桜が満開の時期はさらに美しいと思いますよ。

お買い物は帰りにして、いざ銀閣寺へ!
これぞ銀閣寺!「向月台」と「銀紗灘」

銀閣寺の全体図です。奥の山から見下ろす銀閣もぜひ!

総門を入ります。

門を入るとすぐに、これぞ銀閣寺!という「向月台」と「銀紗灘」が現れます。この美しく盛られた砂山!
この「向月台」は富士山をイメージしていて、この上に座って月を眺めたとか。この形になったのは、江戸後期からだそうです。

こちらが「銀紗灘」。中国の西湖の風景をイメージして造られていて、表面の模様は波を表しています。光が当たると、模様が波のようにキラキラと光り綺麗だそう。

こちらが本堂。

特別拝観で中に入れました。が、1,000円×2名をけちって素通り。やっぱり気になって、帰りに拝観しようと思ったら時間が決まっていて、入れず・・・。ちょうど、旅行前にBSで銀閣寺の特集をしていて、中がとても素敵だたんですよね。失敗。

本堂の中が見れます。本堂の中の襖絵は池大雅(いけのたいが)、与謝蕪村(よさぶそん)、富岡鉄斎(とみおかてっさい)など、有名な方々が描かれたもの。すみません私は知りませんでした。

本堂すぐ横にある東求堂(とうぐどう)。こちらは国宝です。襖を開けてそこから見える庭は、「静」という言葉が合う景色。そして、本堂と東求堂の間、奥に弄清亭(ろうせいてい)という建物があり、そこの襖絵はカラーで、なんとも美しい!
中の情報はBSとパンフレットからです。あ~、2,000円けちるんじゃなかったーーーーーーーー
公開されている時に訪れた方!ぜひ、覗いてみて!
美しい日本庭園

錦鏡池と銀閣です。松の枝の曲がり具合がすごいですよね。

苔と整備された道と。

洗月泉と呼ばれる小さな滝。お金が沢山投げ込まれていましたよ。

その横を通り、展望所へ向かいますよー。

左右に美しく造られた庭園の小道を進んで行きます。私はこういうのを贅沢だな~と感じてしまうんですよね。あ~幸せ♥

展望所へ向かう途中、足利義政が利用していたという、お茶の湧き水場所です。

そして、こちらが展望所からの眺め。緑も美しいですが、紅葉の景色も綺麗だろうな~。

贅沢ロード。

この一面の緑!新緑の香りが漂ってきそう!
観音殿(銀閣)

銀閣寺の象徴、観音殿です。

BS情報では、この観音殿の中には、小さな小さな親指サイズの地蔵像が千体置かれていますよ。非公開なのが残念。

苔が美しいですね。この銀閣寺内には約40種類あるそうです。見た目ではせいぜい3種類くらいしか分かりませんでした。(笑)
やっぱり、日本庭園って落ち着く、なんだろう?心が「静」になるんですよね。日本庭園自体が「禅」の世界なんかな・・・。
最後はお土産を買って

出口前にお土産屋さん。京都っぽいものも沢山ありましたよ。
あ、御朱印は入口で手帳を預けて、帰りに受け取るシステムになってました。
アクセス
東山慈照(銀閣寺)
- 住所:〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- TEL:075-771-5725
- 駐車場:コインパーキングが所々にありました。
- 公式サイト:www.shokoku-ji.jp/top.php