新年明けましておめでとうございます。皆様お元気でしょうか。
2023年はうさぎ年と言うことで、四国八十八ヶ所で、うさぎに会えるうさぎ寺「第74番札所 医王山多宝院 甲山寺」をご紹介します。
第74番札所 医王山多宝院 甲山寺について
甲山寺付近は弘法大師が小さい頃よく遊んだ場所で、その後青年になった弘法大師は、善通寺と曼荼羅寺の間に、もう一つお寺院を建設しようと考えていたところ、老人が現れ、こう告げます。
「私は昔からここに住み、人々に幸福と利益を与え、仏の教えを広めてきた聖者だ。ここに寺を建立すれば私がいつまでも守護しよう。」
弘法大師は喜んで、毘沙門天像を刻み岩窟に安置、供養しました。
(まだここでは甲山寺ではありません)
その後、弘法大師は日本最大級のため池「満濃池」の修築工事を任命されます。満濃池はこれまで何度も決壊し、とても難しい工事とされていて、弘法大師も困り果てました。そこで、甲山の岩窟で修復工事の完成を祈願したところ、大師を慕い数万人が協力を申し出てくれました。なんと、工事は3か月で完了!
この功績を称えられ、朝廷より金二万銭を貰うことができ、そのお金で甲山寺が建てられました。
甲山寺の名前の由来は、山の形が毘沙門天の鎧、兜の形に似からだそうです。
うさぎと花手水がかわいい甲山寺
立派な門が入口。
入るとすぐになでながらお参りできる、親子うさぎのなで仏が現れます。
足元には花飾りが置かれ、脇にはうさぎみくじの入れ物が置かれていました。横には沢山のおみくじが結ばれていましたよ。うさぎのなで仏、かわいいですね!
手水舎にはお正月用でしょうか、新年に相応しい紅白の花が飾られていました。実はこっそりうさぎさんも隠れていますよ!
新型コロナで手水舎が使えなくなってしまって、人が使えないので、かわりに花を飾るようになったそう。甲山寺では、令和二年から花手水を行っていて、翌年からは、七ヶ所寺院で「四国霊場七ヶ所まいり 花めぐり」として続けられているそうです。
門を入ってすぐ、左にある、おそらくお接待所(かな?)の屋根の上にうさぎがいました。飛び出してきそう!
門を入ってから門の上を眺めると、こちらにもうさぎが!ちなみに外側はうさぎではありませんよ~。
このうさぎですが、境内に14羽のうさぎ瓦と2羽の親子うさぎ全部で16羽いるそうなので、全部見つけるのも楽しいかもしれませんね。
期間限定の御朱印をいただきました
左が以前「願いが叶う四国霊場七ケ所まいり」をした時にもらった御朱印、右は今回もらった限定花巡りの御朱印です。うさぎがかわいい♥
※「願いが叶う四国霊場七ケ所まいり」についてはこちら
おわりに
香川のうさぎ寺甲山寺はいかがでしたでしょうか。うさぎがとってもかわいいお寺で、女性の参拝客が多かったように思います。境内は広くありませんが、掃除などが行き届き綺麗で、気持ちよく参拝する事ができます。
それと、うさぎみくじですが、女性の方けっこう、これ目当てで来られてた方が多かったようですが、新年5日にお参りしましたが、売り切れてありませんでした。漏れず私もその一人!残念でした。数量限定だったようです。
詳細とアクセス
医王山 多宝院 甲山寺
- 住所:〒765-0071 香川県善通寺市弘田町176 5-1
- 問い合わせ:0877-63-0074
- 駐車場 あり(有料)
- 公式サイト:https://koyamaji.or.jp/
- Instaglam:https://www.instagram.com/koyamaji74/
ドライブ情報
カーナビで問題なく到着しました。細い道を入って左手に建設会社があり、工場の様な雰囲気があるのですが、進めば到着します。私が訪れた時は建設会社のところに、甲山寺ののぼりが立っていました。
駐車料金は、納経所で収めるようになっています。
子供向けサービス
お寺さんなので、特にありませんでした。
マップ
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